「あれ? イルカ先生は?」
ひょっこり覗いた報告所。目当ての人物が見当たらなくて、つい言葉が漏れた。
「いー?」
腕の中の幼子も同じように小首を傾げる様子に、受付に居たくの一達から嬌声があがる。
「ーーーアカデミーなんじゃないのー?」
「・・・そう・・?」
実は先ほどアカデミーにも顔を出してきたのだ。
あっちに居なかったからこちらかと思って来てみたら、廊下でたまたま出会ったサツキに捕まったというわけだ。
サクヤのことで色々教えてもらおうと思っていたのに最近は空振りばかりだ。
数年分の記憶が無いとはいえ身体に問題はない。
自宅療養中で里外の長期任務は免れているものの、下忍の監督業務やアカデミーでの術の実演などそれなりに仕事はこなしている。
だから里内にいれば何処かで会えると思っていたのだが・・・。
まさかイルカが受付業務の特権を活かして避けまくっているとは思いもしないカカシは、ここ数日イルカの影すら掴めないでいた。
「ねぇ、もう良いじゃない。行きましょう」
急かすサツキがカカシの忍服の裾を引っ張る。
さすがに号泣することはなくなったが、そんなサツキの仕草に、サクヤがヒシっとカカシにしがみついた。
「ちょっと待って」
サツキの手を振り払うと、見知った顔のイワシの前で立ち止まる。
「あー・・・、イワシくん」
「わしー」
「ちわっす。よ、サク坊」
「今日はイルカ先生は?」
「・・アカデミーじゃないすか?」
尋ねた瞬間、一瞬だけ瞳が泳いだのを里の上忍は見逃さない。
しかし、隠し事をする理由がわからずとりあえず様子を窺う事にした。
「最近、会えないんですよねぇ」
「アイツも忙しいっすから。伝言なら伝えておきます」
「んー、大したことじゃないんだけど・・」
「ねぇ、もう行こうよカカシ」
急かすサツキが腕を引っ張るのに少しだけ迷惑そうな顔をするものの、言葉には出さない。
代わりにサクヤがふえぇと情けない声をあげた。
「サク坊」
昼休み中だからか報告所の人影も疎らだ。
処理する書類もなくて手持ち無沙汰だったイワシが下唇を出すサクヤに手を伸ばす。
いそいそとイワシに抱かれたサクヤに、カカシは少しだけ驚いた。
「あー、イワシくんには懐いているんだね」
「イルカと仲良いっすから」
「・・・?」
どういう意味だろう。脳裏に何かが引っかかる。
「ナルトやヒナタ・・・、アイツの生徒なら誰にでもこうっすよ」
むしろ愛想良しなくらいで、なんて笑うイワシの顔をサクヤがペチペチと小さな掌で叩いた。
「へぇ・・」
「カカシッ」
鋭い声に振り向くと、サツキがイライラとした様子でイワシを睨みつけていた。
「あーっと・・・お邪魔でしたら預かりますが」
ちょちょいと鎮座しているベビーベッドを指さすイワシに、そういやここに入れられていたなと苦笑した。
「いや・・、今日はもう帰るだけだから」
「そっすか」
おいでと差し出した手に戻ってきたサクヤを抱きしめて、カカシはまたねと手を振った。
「わしー」
「おー、またなサク坊」
扉が閉まり、三人の気配が感じなくなった頃、ひっそりと姿を現したイルカに呆れた表情でコーヒーを差し出した。
「サンキュ」
「・・・いつまで続けるつもりだよ」
「・・・・・」
こんなこと、と呟くイワシのセリフには答えられない。
サツキに言われたことも勿論だが、それ以上にカカシに会ってしまったら、どうして忘れてしまったのかと嘆いてしまう。
イルカにとって、サクヤを儲けたということは人生の中で一番大切な事だというのに、カカシには取るに足らない事だったのだろうか?
あっさり忘れてしまったカカシが許せなくて、口汚く詰ってしまいそうにな自分が怖かった。
「・・・わかんね・・・」
苦いコーヒーを一気に流し込みながら、イルカは小さくそう口にしたのだった。
*****
探しものは、探している時には見つからないとはよく言ったもので。
草むらの斜面に寝転びながら、一人で遊んでいるサクヤを見ていたカカシは、イルカの気配を感じてゆっくりと起き上がった。
アカデミーからの帰りだろうか?
ずっしりと重そうな鞄をかけて歩く姿に、知らず笑いが漏れた。
「サクヤ、イルカ先生だーよ」
這いつくばって草を引き抜いたり、小さな手で虫を捕まえたりしているサクヤがそんな言葉に顔をあげる。
「う?」
「イルカ先生」
キョロキョロと辺りを探すサクヤに苦笑しながら抱き上げた。
「ほら」
ちょうど目に入ったのだろう。キャーッという声と共に両脚をピョコピョコとさせるサクヤが、イルカの元へと行こうと暴れだす。
「ちょ、ちょっと待って・・」
降ろした瞬間猛ダッシュでハイハイしだしたサクヤを追って、カカシも歩き出す。
「イルカ先生」
「いーっ!!」
「ーーーーーッ!!」
突然、視界の先にある草むらから小さな塊が転がるように飛び出してきて、イルカはギョッとして立ち止った。
それが、ずっと避けていた二人だと認識した瞬間、どうしようと頭の中で思案するも、このまま回れ右をするにはあまりに不自然すぎるだろう。
イルカは観念してこの状況を受け入れるべく足元にやって来たサクヤに優しく微笑みかけた。
「・・・サク」
「いーっ、っこッ」
両手を広げ、抱けというアピールに一瞬だけ躊躇した後そっと小さな身体を抱き上げる。
久しぶりの愛しい匂いに目眩がしそうだ。
「久しぶり」
「お久しぶりです・・」
追いかけてきたカカシと、どこかぎこちない挨拶を躱し、満面の笑みのサクヤの頬を指先で撫でる。
泥だらけの顔でも、その愛らしさは損なわれてはいない。
「ハハッ、きったねーなサク」
「いー、さくーのっ」
「良かったねぇ、会えて」
草や土で汚れた掌に笑ったイルカが、手でポンポンと汚れを落とし、ついでに顔についた泥も忍服の袖で拭った。
「今帰り?」
「あ、はい。今日は報告所は休みなんで・・・カカシさんはどうしてここに・・」
さすがに任務意外の行動は読むことは出来ない。
今日もサツキと一緒だったから、三人であの家に帰ったのだと思っていた。
あの家・・・そう考えてチクリと胸が痛む。
家族として住んでいたあの家に、今はサツキと暮らしているかもしれない。
そう思うだけで何度も心臓を針で刺されるような気持ちがする。
「家にいても退屈するんで」
コレがと、イルカの腕の中にいるサクヤを指して笑った。
何をして遊んでやって良いのかわからないと、困った表情をするカカシになるほどと頷く。
記憶を無くす前のカカシは、子煩悩でサクヤの面倒をよく見てくれた。
主にイルカの知らないところで忍術を教えていたのだが、それも幼い頃から忍びとして活躍していたカカシなりの遊び方なのだろう。
「最近、イルカ先生に会えないから機嫌が悪くって」
「え・・・?」
「今日は会えて良かったねぇ」
「う」
笑うカカシが、優しくサクヤの頭を撫ぜる。
「いー、ちゅー」
「へ?」
「ちゅっ」
「あぁ」
タコのように唇を突き出してキスを強請る仕草をするサクヤに、ふふっと笑って応える。
当たり前のようにチュッと音をたてて唇を触れ合わせ、イルカが蕩けそうな笑みを浮かべてサクヤを見つめた。
「・・・・・」
そんな姿にドキリと胸が波打つ。
おまけとばかりに柔らかな頬にも唇を寄せたイルカを、何ともいえない気分になりながら、カカシは二人を凝視していた。
どこかで見たような・・いやそんな筈はないと思い直す。
ただ何故だか胸が苦しい。
頭の中にかかった朧気な靄に、一筋の光が差したようなそんな光景に、思わず額を押さえて考える。
何だかもどかしい、妙な気分だ。
「・・・カカシさん・・?」
「かーしぃ?」
名前を呼ばれて顔をあげると、そっくりな表情をする二人が、心配げに覗きこんでいた。
「・・大丈夫ですか・・?」
「あぁ、いや・・」
顔は全く似ていないというのに。
そっくりだなんて、どうしてそんなことを思ったのだろう。
「・・・何だかイルカ先生に似てますね」
口からポロリとこぼれた言葉に、イルカがギクリと顔を強張らせた。
「ーーな、何言ってんですか・・そんなわけ無いじゃないですか・・」
慌てて否定するイルカの言葉に、そうだねと答える。
そうだ。
どこからどうみてもサクヤはカカシの幼いころに生き写しだ。
けれども自分はこんなに感情表現が豊かだっただろうか?
「あの・・・、本当に大丈夫なんですか・・?」
心配するイルカに問題無いと頷いて、その黒い瞳の中が何かを窺うように揺れるのを見る。
イルカはどうしてそんな表情をするのだろう?
もしこれが敵忍ならば、カカシは迷わず左眼を使ってその意味を知ろうとしたに違いない。
しかし、強引にそうすることを躊躇うカカシは、そんな自分に狼狽しながら眼の前の黒い瞳を見つめ返す。
もっとイルカのことが知りたい。
傍にいて、触れたいと思う気持ちがカカシに言葉を紡がせる。
だから。
「あー・・・、イルカ先生」
「はい?」
「・・・これから家に、飲みに来ませんか?」
「・・え・・・」
そう口にした瞬間、断るべく唇を引き結んだイルカの腕を、カカシは逃すまいと躊躇なく掴み寄せた。
ひょっこり覗いた報告所。目当ての人物が見当たらなくて、つい言葉が漏れた。
「いー?」
腕の中の幼子も同じように小首を傾げる様子に、受付に居たくの一達から嬌声があがる。
「ーーーアカデミーなんじゃないのー?」
「・・・そう・・?」
実は先ほどアカデミーにも顔を出してきたのだ。
あっちに居なかったからこちらかと思って来てみたら、廊下でたまたま出会ったサツキに捕まったというわけだ。
サクヤのことで色々教えてもらおうと思っていたのに最近は空振りばかりだ。
数年分の記憶が無いとはいえ身体に問題はない。
自宅療養中で里外の長期任務は免れているものの、下忍の監督業務やアカデミーでの術の実演などそれなりに仕事はこなしている。
だから里内にいれば何処かで会えると思っていたのだが・・・。
まさかイルカが受付業務の特権を活かして避けまくっているとは思いもしないカカシは、ここ数日イルカの影すら掴めないでいた。
「ねぇ、もう良いじゃない。行きましょう」
急かすサツキがカカシの忍服の裾を引っ張る。
さすがに号泣することはなくなったが、そんなサツキの仕草に、サクヤがヒシっとカカシにしがみついた。
「ちょっと待って」
サツキの手を振り払うと、見知った顔のイワシの前で立ち止まる。
「あー・・・、イワシくん」
「わしー」
「ちわっす。よ、サク坊」
「今日はイルカ先生は?」
「・・アカデミーじゃないすか?」
尋ねた瞬間、一瞬だけ瞳が泳いだのを里の上忍は見逃さない。
しかし、隠し事をする理由がわからずとりあえず様子を窺う事にした。
「最近、会えないんですよねぇ」
「アイツも忙しいっすから。伝言なら伝えておきます」
「んー、大したことじゃないんだけど・・」
「ねぇ、もう行こうよカカシ」
急かすサツキが腕を引っ張るのに少しだけ迷惑そうな顔をするものの、言葉には出さない。
代わりにサクヤがふえぇと情けない声をあげた。
「サク坊」
昼休み中だからか報告所の人影も疎らだ。
処理する書類もなくて手持ち無沙汰だったイワシが下唇を出すサクヤに手を伸ばす。
いそいそとイワシに抱かれたサクヤに、カカシは少しだけ驚いた。
「あー、イワシくんには懐いているんだね」
「イルカと仲良いっすから」
「・・・?」
どういう意味だろう。脳裏に何かが引っかかる。
「ナルトやヒナタ・・・、アイツの生徒なら誰にでもこうっすよ」
むしろ愛想良しなくらいで、なんて笑うイワシの顔をサクヤがペチペチと小さな掌で叩いた。
「へぇ・・」
「カカシッ」
鋭い声に振り向くと、サツキがイライラとした様子でイワシを睨みつけていた。
「あーっと・・・お邪魔でしたら預かりますが」
ちょちょいと鎮座しているベビーベッドを指さすイワシに、そういやここに入れられていたなと苦笑した。
「いや・・、今日はもう帰るだけだから」
「そっすか」
おいでと差し出した手に戻ってきたサクヤを抱きしめて、カカシはまたねと手を振った。
「わしー」
「おー、またなサク坊」
扉が閉まり、三人の気配が感じなくなった頃、ひっそりと姿を現したイルカに呆れた表情でコーヒーを差し出した。
「サンキュ」
「・・・いつまで続けるつもりだよ」
「・・・・・」
こんなこと、と呟くイワシのセリフには答えられない。
サツキに言われたことも勿論だが、それ以上にカカシに会ってしまったら、どうして忘れてしまったのかと嘆いてしまう。
イルカにとって、サクヤを儲けたということは人生の中で一番大切な事だというのに、カカシには取るに足らない事だったのだろうか?
あっさり忘れてしまったカカシが許せなくて、口汚く詰ってしまいそうにな自分が怖かった。
「・・・わかんね・・・」
苦いコーヒーを一気に流し込みながら、イルカは小さくそう口にしたのだった。
*****
探しものは、探している時には見つからないとはよく言ったもので。
草むらの斜面に寝転びながら、一人で遊んでいるサクヤを見ていたカカシは、イルカの気配を感じてゆっくりと起き上がった。
アカデミーからの帰りだろうか?
ずっしりと重そうな鞄をかけて歩く姿に、知らず笑いが漏れた。
「サクヤ、イルカ先生だーよ」
這いつくばって草を引き抜いたり、小さな手で虫を捕まえたりしているサクヤがそんな言葉に顔をあげる。
「う?」
「イルカ先生」
キョロキョロと辺りを探すサクヤに苦笑しながら抱き上げた。
「ほら」
ちょうど目に入ったのだろう。キャーッという声と共に両脚をピョコピョコとさせるサクヤが、イルカの元へと行こうと暴れだす。
「ちょ、ちょっと待って・・」
降ろした瞬間猛ダッシュでハイハイしだしたサクヤを追って、カカシも歩き出す。
「イルカ先生」
「いーっ!!」
「ーーーーーッ!!」
突然、視界の先にある草むらから小さな塊が転がるように飛び出してきて、イルカはギョッとして立ち止った。
それが、ずっと避けていた二人だと認識した瞬間、どうしようと頭の中で思案するも、このまま回れ右をするにはあまりに不自然すぎるだろう。
イルカは観念してこの状況を受け入れるべく足元にやって来たサクヤに優しく微笑みかけた。
「・・・サク」
「いーっ、っこッ」
両手を広げ、抱けというアピールに一瞬だけ躊躇した後そっと小さな身体を抱き上げる。
久しぶりの愛しい匂いに目眩がしそうだ。
「久しぶり」
「お久しぶりです・・」
追いかけてきたカカシと、どこかぎこちない挨拶を躱し、満面の笑みのサクヤの頬を指先で撫でる。
泥だらけの顔でも、その愛らしさは損なわれてはいない。
「ハハッ、きったねーなサク」
「いー、さくーのっ」
「良かったねぇ、会えて」
草や土で汚れた掌に笑ったイルカが、手でポンポンと汚れを落とし、ついでに顔についた泥も忍服の袖で拭った。
「今帰り?」
「あ、はい。今日は報告所は休みなんで・・・カカシさんはどうしてここに・・」
さすがに任務意外の行動は読むことは出来ない。
今日もサツキと一緒だったから、三人であの家に帰ったのだと思っていた。
あの家・・・そう考えてチクリと胸が痛む。
家族として住んでいたあの家に、今はサツキと暮らしているかもしれない。
そう思うだけで何度も心臓を針で刺されるような気持ちがする。
「家にいても退屈するんで」
コレがと、イルカの腕の中にいるサクヤを指して笑った。
何をして遊んでやって良いのかわからないと、困った表情をするカカシになるほどと頷く。
記憶を無くす前のカカシは、子煩悩でサクヤの面倒をよく見てくれた。
主にイルカの知らないところで忍術を教えていたのだが、それも幼い頃から忍びとして活躍していたカカシなりの遊び方なのだろう。
「最近、イルカ先生に会えないから機嫌が悪くって」
「え・・・?」
「今日は会えて良かったねぇ」
「う」
笑うカカシが、優しくサクヤの頭を撫ぜる。
「いー、ちゅー」
「へ?」
「ちゅっ」
「あぁ」
タコのように唇を突き出してキスを強請る仕草をするサクヤに、ふふっと笑って応える。
当たり前のようにチュッと音をたてて唇を触れ合わせ、イルカが蕩けそうな笑みを浮かべてサクヤを見つめた。
「・・・・・」
そんな姿にドキリと胸が波打つ。
おまけとばかりに柔らかな頬にも唇を寄せたイルカを、何ともいえない気分になりながら、カカシは二人を凝視していた。
どこかで見たような・・いやそんな筈はないと思い直す。
ただ何故だか胸が苦しい。
頭の中にかかった朧気な靄に、一筋の光が差したようなそんな光景に、思わず額を押さえて考える。
何だかもどかしい、妙な気分だ。
「・・・カカシさん・・?」
「かーしぃ?」
名前を呼ばれて顔をあげると、そっくりな表情をする二人が、心配げに覗きこんでいた。
「・・大丈夫ですか・・?」
「あぁ、いや・・」
顔は全く似ていないというのに。
そっくりだなんて、どうしてそんなことを思ったのだろう。
「・・・何だかイルカ先生に似てますね」
口からポロリとこぼれた言葉に、イルカがギクリと顔を強張らせた。
「ーーな、何言ってんですか・・そんなわけ無いじゃないですか・・」
慌てて否定するイルカの言葉に、そうだねと答える。
そうだ。
どこからどうみてもサクヤはカカシの幼いころに生き写しだ。
けれども自分はこんなに感情表現が豊かだっただろうか?
「あの・・・、本当に大丈夫なんですか・・?」
心配するイルカに問題無いと頷いて、その黒い瞳の中が何かを窺うように揺れるのを見る。
イルカはどうしてそんな表情をするのだろう?
もしこれが敵忍ならば、カカシは迷わず左眼を使ってその意味を知ろうとしたに違いない。
しかし、強引にそうすることを躊躇うカカシは、そんな自分に狼狽しながら眼の前の黒い瞳を見つめ返す。
もっとイルカのことが知りたい。
傍にいて、触れたいと思う気持ちがカカシに言葉を紡がせる。
だから。
「あー・・・、イルカ先生」
「はい?」
「・・・これから家に、飲みに来ませんか?」
「・・え・・・」
そう口にした瞬間、断るべく唇を引き結んだイルカの腕を、カカシは逃すまいと躊躇なく掴み寄せた。
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