人が動く気配にふと眼が覚めた。
うえぇんと隣で泣くサクヤに気づいてガバリと飛び起きると、台所へと向かおうとするカカシと眼が合う。
「カカシさん・・」
「オレがやるから寝てていいよ」
哺乳瓶片手にそう微笑む里の誉れの姿に、そんなわけにはと慌てて立ち上がる。
「疲れてるでしょ」
「大丈夫です」
サクヤの号泣にも気づかないほど疲労しているというのに、この無理をしすぎる恋人はそう言って気丈に追いかけてくる。
「カカシさんこそ、任務から戻られたばかりなのに」
「だからこそだーよ」
「・・・え・・?」
「まだ精神が興奮してる」
少しの物音にさえ敏感になるほどに。
だから、サクヤが泣き出す瞬間から身体を起こしたのだ。
「でも・・・」
それでもサクヤの面倒を見るのは自分の責務だと、納得しないイルカに仕方がないなと苦笑する。
「じゃあミルクを作る間、抱いててやって」
小さな身体で力いっぱい泣いている我が子に視線をやる。
まだ産まれて数ヶ月なのに、立派な泣き声だ。
そんなところもイルカに似ていると、カカシはご満悦だった。
「サク」
頷くイルカが優しい声で名前を呼ぶ。
腕に抱いて少しだけ揺すり、ボロボロと零れる涙を指で拭ってやる。
愛しい者達のそんな姿を見るだけで、とても穏やかで幸せな気持ちになる。
鍋の中の湯が湧く間、ほんわか温かい気持ちになってカカシは二人の姿を見つめていた。
「俺におっぱいがあったらなぁ」
ん? と、不意に聞こえたイルカの声に、カカシの思考が一瞬止まる。
「こんなに腹空かして泣くこともねぇのに・・・」
ごめんな、と。
サクヤをあやしながら謝るイルカの傍まで行って、カカシがおもむろに口を開いた。
「一度やってみたらどうですか?」
「・・・は?」
「えーっと・・、おっぱい」
改めておっぱいなんて口にすると少し恥ずかしい様な気持ちになるが、この際そんなことは気にしない。
「え、え? 俺のですか?」
「そ。出なくても、気休めぐらいにはなるんじゃないかと」
「はぁ・・・」
なんとも微妙な表情のイルカに、ほらほら泣いてるよと急かしてみる。
あまりの急かされように、何が何だかわからないまま胸を出したイルカが、サクヤの前に小さな乳首を晒した。
「あぁ・・ッ!」
ジュッと音をたててしゃぶりついたサクヤを抱きしめたまま、イルカの腰がくだけたように前かがみになる。
ちゅぽっと口から離れた乳首に、再びサクヤが激しく泣き出す。
「あ、スマン」
慌てて再度含ませると、乳輪ごと巻き込むように舌が絡んで、とんでもない力で吸い付いてくる。
ジュッ、ジュッっと吸われる感覚に力が抜けた。
「あ、あ・・あぁ・・」
ゾクゾクと腰から這い上がってくる感覚に、イルカがサクヤを抱えたまま身体を捻る。
「い、イルカ先生・・・」
ほんのり上気した顔から眼が離せないカカシの耳に、イルカの切ない声だけが響く。
「・・はや、く・・カカシ・・・さん」
「え・・・・?」
目元を赤く染めたまま呼ぶ声が、とてつもなく色っぽい。
思わず乗り出す身体に、イルカが台所を指差す。
「ーーーーミルク・・」
「あ・・・」
ぼうっと見惚れていたカカシは、その声に慌てて台所へと走るのだった。
*****
一段落ついた後、再びうつらうつらと眠りについていたイルカは、何かが身体を這いまわる感触に、ギョッとして眼を見開いた。
はだけた胸の上に、散らばる銀色。
手を伸ばして触れてみれば、それは少し固めの感触で。
「な、な・・・な・・・」
チュッと音を立てて啄まれ、その上をネロリと舐められる。
「あ、起きた」
「ーーな、なにしてるんですかっ、カカシさんッ!」
慌てふためいて起き上がろうとするのを、両腕を掴まれて押さえつけられる。
そのまま再び乳首に舌が絡みついた。
「あぁっ!」
吸い上げて舌先で押しつぶされる。
チロチロと弄ばれて身体の中心に熱がたまる。
反対側の乳首を摘まれて、指先でクリクリと弄くられた。
「あぁ、・・や、やめて・・・カカシさん・・」
どうして急にこんなと思うのに、肝心のカカシは一心不乱に胸に顔を埋めたままである。
わざと音をたてて舐めしゃぶり、所有の証のように痕を残す。
兆し始める雄の象徴に、イルカが何度も頭を振った。
「は、あぁ・・・や、や・・・」
むず痒いような快感が腰から駆け上がってくる。
胸ばかりを責められているのに腰が熱くなる。
「・・カカ、シさんーーーッ!!」
もう駄目だと必死に名前を呼んだ時、隣でサクヤの泣き声が響いた。
「ーーーサ、ク・・」
顔を真っ赤にし、鼓膜が破れるかと思うほどの大音量で泣くサクヤに、先ほど直ぐ様ミルクを作っていたカカシは、イルカの胸に顔をうずめたまま素知らぬ顔だ。
「カカシさんッ! サクが・・」
泣いているからこの手を離してと焦るのに、のんびりと顔をあげたカカシはチロチロとイルカの乳首に舌を這わせたまま、チラリとサクヤを横目に見た。
「うるさいよ、サクヤ。イルカ先生はオレのなーの」
お前になんてやらないよと呟いて、再び顔を埋めたカカシが、唾液で光る乳首をねっとりと吸い上げた。
「んぅ・・・ッ」
サクヤの激しい泣き声と、全く頓着しないカカシの舌技に翻弄される。
その夜、二人の愛すべき者達からの激しい求愛に翻弄されながら、イルカは長く責め苛まれた。
「・・・いったい・・、どんな、独占欲だよ・・ーーーッ!!」
胸を吸わせてやれと言ったのはアンタだろうと、押し寄せる快感に震えながら叫ぶイルカの声は、サクヤの号泣を伴って隣近所にまで響き渡ったという。
・・・そんなお話(笑)
うえぇんと隣で泣くサクヤに気づいてガバリと飛び起きると、台所へと向かおうとするカカシと眼が合う。
「カカシさん・・」
「オレがやるから寝てていいよ」
哺乳瓶片手にそう微笑む里の誉れの姿に、そんなわけにはと慌てて立ち上がる。
「疲れてるでしょ」
「大丈夫です」
サクヤの号泣にも気づかないほど疲労しているというのに、この無理をしすぎる恋人はそう言って気丈に追いかけてくる。
「カカシさんこそ、任務から戻られたばかりなのに」
「だからこそだーよ」
「・・・え・・?」
「まだ精神が興奮してる」
少しの物音にさえ敏感になるほどに。
だから、サクヤが泣き出す瞬間から身体を起こしたのだ。
「でも・・・」
それでもサクヤの面倒を見るのは自分の責務だと、納得しないイルカに仕方がないなと苦笑する。
「じゃあミルクを作る間、抱いててやって」
小さな身体で力いっぱい泣いている我が子に視線をやる。
まだ産まれて数ヶ月なのに、立派な泣き声だ。
そんなところもイルカに似ていると、カカシはご満悦だった。
「サク」
頷くイルカが優しい声で名前を呼ぶ。
腕に抱いて少しだけ揺すり、ボロボロと零れる涙を指で拭ってやる。
愛しい者達のそんな姿を見るだけで、とても穏やかで幸せな気持ちになる。
鍋の中の湯が湧く間、ほんわか温かい気持ちになってカカシは二人の姿を見つめていた。
「俺におっぱいがあったらなぁ」
ん? と、不意に聞こえたイルカの声に、カカシの思考が一瞬止まる。
「こんなに腹空かして泣くこともねぇのに・・・」
ごめんな、と。
サクヤをあやしながら謝るイルカの傍まで行って、カカシがおもむろに口を開いた。
「一度やってみたらどうですか?」
「・・・は?」
「えーっと・・、おっぱい」
改めておっぱいなんて口にすると少し恥ずかしい様な気持ちになるが、この際そんなことは気にしない。
「え、え? 俺のですか?」
「そ。出なくても、気休めぐらいにはなるんじゃないかと」
「はぁ・・・」
なんとも微妙な表情のイルカに、ほらほら泣いてるよと急かしてみる。
あまりの急かされように、何が何だかわからないまま胸を出したイルカが、サクヤの前に小さな乳首を晒した。
「あぁ・・ッ!」
ジュッと音をたててしゃぶりついたサクヤを抱きしめたまま、イルカの腰がくだけたように前かがみになる。
ちゅぽっと口から離れた乳首に、再びサクヤが激しく泣き出す。
「あ、スマン」
慌てて再度含ませると、乳輪ごと巻き込むように舌が絡んで、とんでもない力で吸い付いてくる。
ジュッ、ジュッっと吸われる感覚に力が抜けた。
「あ、あ・・あぁ・・」
ゾクゾクと腰から這い上がってくる感覚に、イルカがサクヤを抱えたまま身体を捻る。
「い、イルカ先生・・・」
ほんのり上気した顔から眼が離せないカカシの耳に、イルカの切ない声だけが響く。
「・・はや、く・・カカシ・・・さん」
「え・・・・?」
目元を赤く染めたまま呼ぶ声が、とてつもなく色っぽい。
思わず乗り出す身体に、イルカが台所を指差す。
「ーーーーミルク・・」
「あ・・・」
ぼうっと見惚れていたカカシは、その声に慌てて台所へと走るのだった。
*****
一段落ついた後、再びうつらうつらと眠りについていたイルカは、何かが身体を這いまわる感触に、ギョッとして眼を見開いた。
はだけた胸の上に、散らばる銀色。
手を伸ばして触れてみれば、それは少し固めの感触で。
「な、な・・・な・・・」
チュッと音を立てて啄まれ、その上をネロリと舐められる。
「あ、起きた」
「ーーな、なにしてるんですかっ、カカシさんッ!」
慌てふためいて起き上がろうとするのを、両腕を掴まれて押さえつけられる。
そのまま再び乳首に舌が絡みついた。
「あぁっ!」
吸い上げて舌先で押しつぶされる。
チロチロと弄ばれて身体の中心に熱がたまる。
反対側の乳首を摘まれて、指先でクリクリと弄くられた。
「あぁ、・・や、やめて・・・カカシさん・・」
どうして急にこんなと思うのに、肝心のカカシは一心不乱に胸に顔を埋めたままである。
わざと音をたてて舐めしゃぶり、所有の証のように痕を残す。
兆し始める雄の象徴に、イルカが何度も頭を振った。
「は、あぁ・・・や、や・・・」
むず痒いような快感が腰から駆け上がってくる。
胸ばかりを責められているのに腰が熱くなる。
「・・カカ、シさんーーーッ!!」
もう駄目だと必死に名前を呼んだ時、隣でサクヤの泣き声が響いた。
「ーーーサ、ク・・」
顔を真っ赤にし、鼓膜が破れるかと思うほどの大音量で泣くサクヤに、先ほど直ぐ様ミルクを作っていたカカシは、イルカの胸に顔をうずめたまま素知らぬ顔だ。
「カカシさんッ! サクが・・」
泣いているからこの手を離してと焦るのに、のんびりと顔をあげたカカシはチロチロとイルカの乳首に舌を這わせたまま、チラリとサクヤを横目に見た。
「うるさいよ、サクヤ。イルカ先生はオレのなーの」
お前になんてやらないよと呟いて、再び顔を埋めたカカシが、唾液で光る乳首をねっとりと吸い上げた。
「んぅ・・・ッ」
サクヤの激しい泣き声と、全く頓着しないカカシの舌技に翻弄される。
その夜、二人の愛すべき者達からの激しい求愛に翻弄されながら、イルカは長く責め苛まれた。
「・・・いったい・・、どんな、独占欲だよ・・ーーーッ!!」
胸を吸わせてやれと言ったのはアンタだろうと、押し寄せる快感に震えながら叫ぶイルカの声は、サクヤの号泣を伴って隣近所にまで響き渡ったという。
・・・そんなお話(笑)
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