何度も扉を叩こうとして躊躇って、固く閉じられたままの扉を見つめた。
薄曇りの空には星すら見えず、辺りは暗闇と静寂に包まれている。
ここを訪れてからどれだけの時間が過ぎただろうか。
このまま見続けたらいつか中が透けて見えるんじゃないか? そんな馬鹿みたいなことも考えてしまうほどここに立ち尽くしているというのに、どうやってもノックする事が出来ないのだ。
「・・・・・」
教員室を出た後、仕事でもないのに報告所に飛び込んだイルカは、職権乱用という武器をもってカカシへの依頼書を確認し、彼があの日から今日まで様々な任務を遂行していたと知って愕然とした。
つまりはイルカが受付に座っていた僅かな日を避けて依頼を受け、報告書を提出していたのだ。
避けられていた。その事実が、こうして家の前まで訪ねて来ていながら扉を叩くことを躊躇させている。
だいたい彼がここに居るのかわからないのにこんなところまで来て、俺はいったい何を言うつもりだというのか。
詰るなんて女々しいし、縋るなんてもっと情けない。
・・・そもそも何もない、身体だけの関係だった。
カカシとしてはイルカへの興味が無くなった今、その関係すら初めから何もなかったかの如く解消と言うわけなのだろう。
だけどな。
ぐっと拳を握りしめて眼の前の扉を睨む。
アンタが簡単に捨てた道具にだって気持ちはあるんだよ。わけがわからないまま翻弄されて飽きたら捨てればいいなんて、アンタの中では常識だろうが俺は違うんだ。
鬱々とした気持ちのまま真正面を睨みつけたイルカは、その勢いだけで開かない扉を叩いた。
ドンッ。響くのは重くて鈍い音。
こんなのまるで自分の気持ちみたいじゃないか。
カカシほどの忍びなら、気配だけでイルカがここに来ている事がわかるはずだ。
「くそっ! 居るなら開けろよっ」
一度叩けば後は何度叩いても一緒だと、力任せに連打する。
程なくしてカチリと音をたてて開いた扉の向こう、上半身裸で現れたカカシの姿をイルカは呆けたように見上げた。
「・・・・・」
表情のないカカシの素顔を見つめたまま、どれぐらいの沈黙が続いたのだろう。それは一瞬だったかもしれないし、はたまたその反対だったのかもしれない。
風呂にでも入っていたのか、濡れた銀髪から水滴を滴らせたカカシが、鬱陶しそうに眉を寄せる。
「・・・なに・・」
まわりの温度すら下がってしまうのではないかと思う程の冷ややかな声色に、先程までの憤りもあっさり砕けてしまいそうになる。
それでも。
「お話があります」
「・・・話?」
「はい」
「明日早いんだけど・・。別の日にしてくれない?」
振り絞って出した言葉に、ため息混じりの面倒くさそうな返事を返されて心が挫けてしまいそうだ。
だけどそんなことで引き下がるわけにもいかない。ここでわかりましたと踵を返してしまったら、もう二度とここを訪れる勇気は出そうもなかった。
「直ぐに終わりますから」
必死の形相だったのだろう。そう言って食い下がれば、少しだけ眉を顰めたカカシが諦めたように身体をずらした。
入れとの仕草に一歩足を踏み出す。
こんな風になる前は、何度か訪れた部屋だ。
だけど、と。通された部屋をぐるりと見渡して、言葉を失った。
以前から人が住んでいる気配のない部屋だったけれど、これは。
「・・あ、あの・・、引っ越しでもされるんですか?」
生活するには不自由すぎるほどに何もない空虚な室内に思わずそう問いかけた。
目線の先のベッドの上、乱れた布団以外は生活感がまるで感じられない。
「アンタに関係ないでしょ。それより話って?」
要件を済ませて早く出て行けとばかりの言葉に、ベッドの上に腰掛けたカカシを見下ろした。
「・・・俺、何かカカシさんの気に障ることでもしましたか?」
「・・・・・」
「わからないんです。・・どうしてこんな風になったのか。あの日から、いくら考えても理由が思いつかなくて」
あれぐらいの言い合い、普段なら拗れることもなかったはずだ。
カカシの様子がおかしいのは気づいていたけれど、それがどうしてなのかも問いたださなかった過去の自分に今更ながら歯噛みする。
「何かカカシさんの気に障ることでもしてたんなら、おれっ・・」
「・・ほんとオメデタイ人だよねぇ」
「え・・っ?」
キョトンと聞き返したイルカに、カカシが髪を拭いながら唇の端を歪めた。
「『気に障るところを言えばなおす』って。・・アンタそれ、わかって言ってるの?」
皮肉たっぷりな言葉に、ムッとした。
脳天気で楽天家。冗談交じりに色々言われるイルカだが、カカシからそんな風に言われる謂れはないはずだ。
「女みたいにこんなところまで押しかけてきて」
はぁっと、態とらしくつかれた溜息とともに冷たい視線が突き刺さった。
「ちょっと毛色の変わった遊び相手のつもりだったんだけど・・?」
「・・・え・・?」
「ほんと鈍いよねぇ、アンタって。そんなところが嫌だって言ってんの」
「そ、んなっ」
「あー・・はっきり言わなきゃわからないか。」
鬱陶しい。投げ捨てるように呟かれた言葉が胸を刺す。押し黙ったイルカに、あぁとカカシが口元を歪めてみせた。
「もしかして身体が疼く?」
「なに・・」
「もう男なしじゃいられない悲しい身体になったとか」
「―――・・ッ!」
くつくつと笑う姿に拳を握りしめた。
何がおかしいというのか。そもそもイルカは男が好きなわけじゃない。こんな関係だってアンタが無理やり強いたのだと言いたいのに、蛇に睨まれた蛙みたいに身体も口も動かない。
だけどそれは恐怖からじゃない。純粋な怒りで、だ。
「女みたいに喘いでたもんねぇ」
気持ち悪い。そう言って嘲笑したカカシの姿に、心臓がドクリと嫌な音をたてた。
「カカシ・・さん・・?」
彼は。こんなにも嫌な顔をしていただろうか?
まるで別人のように蔑む言葉を紡ぐ口元を凝視しながら、何度も心の中でそれを否定する。
違う。これは何かの間違いだ、と。
記憶の中にあるカカシの姿との違和感に、必死になってその表情から真実を探ろうと懸命になった。
茄子が好きだと子供みたいに言った声。
笑うと意外に幼くなる顔。
それに。
眠った自分を抱きしめた優しい腕。
それら全てが偽りだったとでもいうのだろうか。
「そっちの素質あったんじゃないの? イルカせんせ」
「なに・・――っ!」
スウっと細くなる目元と共に言い放たれた言葉に、皮膚が粟立つような怒りを覚えた。
「あー・・、どうしても忘れられないって言うなら、最後にヤッてあげても良いけど」
「――なに言って・・ッ!」
「良いじゃない。・・・どうせ身体だけの関係だったんだから」
「・・・や・・っ!」
ぐいっと引かれた手を叩き払った。身体中の血が怒りで沸騰しそうなのに、鼻の奥がツンと痛くなる。
どうしてそんなことを。彼が何を言っているのか理解できない。
こみ上げてくるのは怒りと戸惑い、そして悲しみ。そんなごちゃまぜの感情を堪えるために奥歯を噛みしめるイルカの瞳に、嘲るような表情をしたカカシが映る。
「何を今更拒んでんの? お互い散々楽しんだでしょ」
「・・やめろ!」
「ハハ、熱くなっちゃって。・・そういやアンタ三代目の秘蔵っ子だっけ? もしかして、火影様にもあんなふうに股開いて・・」
「―――ふ、ざけるなッ」
ヘラヘラと笑うカカシの頬を怒りに任せて力の限り殴りつけ、衝撃と痛みに眼を見開いた。
「――・・・・ッ!」
避けられるはずなのに、どうして。
「―――あ・・」
鈍い痛みを訴える自らの拳を信じられないとばかりに見つめて、殴られた状態のまま顔を伏せるカカシに駆け寄った。
「大丈夫ですかっ」
「・・出て行けよ」
「あのっ・・すみませ・・」
血の滲む唇に手を伸ばせば、放たれた凄まじい怒気にまるで雷に打たれたような痺れが全身を包み込む。
「出て行けっ! 二度とオレに近づくなっ!!」
「――――ッ!」
聞いたこともないようなカカシの怒鳴り声に、転がるようにしてイルカが部屋から飛び出していく。
「・・・・・」
その後ろ姿を、カカシは視線だけで追い続けた。
頭のてっぺんで結われた揺れる尻尾。触れた温かな掌。手を伸ばせばまだ間に合う気がするのに。
瞬きすら惜しむ様に、消えていく背中を扉が閉まる最後の瞬間まで凝視する。
殴られた頬が、火を噴く様に熱い。
この痛みと共に去りゆく姿をこの瞳に焼き付けるのだ。
もう二度と、彼が住む世界と交わることはないだろうから。
薄曇りの空には星すら見えず、辺りは暗闇と静寂に包まれている。
ここを訪れてからどれだけの時間が過ぎただろうか。
このまま見続けたらいつか中が透けて見えるんじゃないか? そんな馬鹿みたいなことも考えてしまうほどここに立ち尽くしているというのに、どうやってもノックする事が出来ないのだ。
「・・・・・」
教員室を出た後、仕事でもないのに報告所に飛び込んだイルカは、職権乱用という武器をもってカカシへの依頼書を確認し、彼があの日から今日まで様々な任務を遂行していたと知って愕然とした。
つまりはイルカが受付に座っていた僅かな日を避けて依頼を受け、報告書を提出していたのだ。
避けられていた。その事実が、こうして家の前まで訪ねて来ていながら扉を叩くことを躊躇させている。
だいたい彼がここに居るのかわからないのにこんなところまで来て、俺はいったい何を言うつもりだというのか。
詰るなんて女々しいし、縋るなんてもっと情けない。
・・・そもそも何もない、身体だけの関係だった。
カカシとしてはイルカへの興味が無くなった今、その関係すら初めから何もなかったかの如く解消と言うわけなのだろう。
だけどな。
ぐっと拳を握りしめて眼の前の扉を睨む。
アンタが簡単に捨てた道具にだって気持ちはあるんだよ。わけがわからないまま翻弄されて飽きたら捨てればいいなんて、アンタの中では常識だろうが俺は違うんだ。
鬱々とした気持ちのまま真正面を睨みつけたイルカは、その勢いだけで開かない扉を叩いた。
ドンッ。響くのは重くて鈍い音。
こんなのまるで自分の気持ちみたいじゃないか。
カカシほどの忍びなら、気配だけでイルカがここに来ている事がわかるはずだ。
「くそっ! 居るなら開けろよっ」
一度叩けば後は何度叩いても一緒だと、力任せに連打する。
程なくしてカチリと音をたてて開いた扉の向こう、上半身裸で現れたカカシの姿をイルカは呆けたように見上げた。
「・・・・・」
表情のないカカシの素顔を見つめたまま、どれぐらいの沈黙が続いたのだろう。それは一瞬だったかもしれないし、はたまたその反対だったのかもしれない。
風呂にでも入っていたのか、濡れた銀髪から水滴を滴らせたカカシが、鬱陶しそうに眉を寄せる。
「・・・なに・・」
まわりの温度すら下がってしまうのではないかと思う程の冷ややかな声色に、先程までの憤りもあっさり砕けてしまいそうになる。
それでも。
「お話があります」
「・・・話?」
「はい」
「明日早いんだけど・・。別の日にしてくれない?」
振り絞って出した言葉に、ため息混じりの面倒くさそうな返事を返されて心が挫けてしまいそうだ。
だけどそんなことで引き下がるわけにもいかない。ここでわかりましたと踵を返してしまったら、もう二度とここを訪れる勇気は出そうもなかった。
「直ぐに終わりますから」
必死の形相だったのだろう。そう言って食い下がれば、少しだけ眉を顰めたカカシが諦めたように身体をずらした。
入れとの仕草に一歩足を踏み出す。
こんな風になる前は、何度か訪れた部屋だ。
だけど、と。通された部屋をぐるりと見渡して、言葉を失った。
以前から人が住んでいる気配のない部屋だったけれど、これは。
「・・あ、あの・・、引っ越しでもされるんですか?」
生活するには不自由すぎるほどに何もない空虚な室内に思わずそう問いかけた。
目線の先のベッドの上、乱れた布団以外は生活感がまるで感じられない。
「アンタに関係ないでしょ。それより話って?」
要件を済ませて早く出て行けとばかりの言葉に、ベッドの上に腰掛けたカカシを見下ろした。
「・・・俺、何かカカシさんの気に障ることでもしましたか?」
「・・・・・」
「わからないんです。・・どうしてこんな風になったのか。あの日から、いくら考えても理由が思いつかなくて」
あれぐらいの言い合い、普段なら拗れることもなかったはずだ。
カカシの様子がおかしいのは気づいていたけれど、それがどうしてなのかも問いたださなかった過去の自分に今更ながら歯噛みする。
「何かカカシさんの気に障ることでもしてたんなら、おれっ・・」
「・・ほんとオメデタイ人だよねぇ」
「え・・っ?」
キョトンと聞き返したイルカに、カカシが髪を拭いながら唇の端を歪めた。
「『気に障るところを言えばなおす』って。・・アンタそれ、わかって言ってるの?」
皮肉たっぷりな言葉に、ムッとした。
脳天気で楽天家。冗談交じりに色々言われるイルカだが、カカシからそんな風に言われる謂れはないはずだ。
「女みたいにこんなところまで押しかけてきて」
はぁっと、態とらしくつかれた溜息とともに冷たい視線が突き刺さった。
「ちょっと毛色の変わった遊び相手のつもりだったんだけど・・?」
「・・・え・・?」
「ほんと鈍いよねぇ、アンタって。そんなところが嫌だって言ってんの」
「そ、んなっ」
「あー・・はっきり言わなきゃわからないか。」
鬱陶しい。投げ捨てるように呟かれた言葉が胸を刺す。押し黙ったイルカに、あぁとカカシが口元を歪めてみせた。
「もしかして身体が疼く?」
「なに・・」
「もう男なしじゃいられない悲しい身体になったとか」
「―――・・ッ!」
くつくつと笑う姿に拳を握りしめた。
何がおかしいというのか。そもそもイルカは男が好きなわけじゃない。こんな関係だってアンタが無理やり強いたのだと言いたいのに、蛇に睨まれた蛙みたいに身体も口も動かない。
だけどそれは恐怖からじゃない。純粋な怒りで、だ。
「女みたいに喘いでたもんねぇ」
気持ち悪い。そう言って嘲笑したカカシの姿に、心臓がドクリと嫌な音をたてた。
「カカシ・・さん・・?」
彼は。こんなにも嫌な顔をしていただろうか?
まるで別人のように蔑む言葉を紡ぐ口元を凝視しながら、何度も心の中でそれを否定する。
違う。これは何かの間違いだ、と。
記憶の中にあるカカシの姿との違和感に、必死になってその表情から真実を探ろうと懸命になった。
茄子が好きだと子供みたいに言った声。
笑うと意外に幼くなる顔。
それに。
眠った自分を抱きしめた優しい腕。
それら全てが偽りだったとでもいうのだろうか。
「そっちの素質あったんじゃないの? イルカせんせ」
「なに・・――っ!」
スウっと細くなる目元と共に言い放たれた言葉に、皮膚が粟立つような怒りを覚えた。
「あー・・、どうしても忘れられないって言うなら、最後にヤッてあげても良いけど」
「――なに言って・・ッ!」
「良いじゃない。・・・どうせ身体だけの関係だったんだから」
「・・・や・・っ!」
ぐいっと引かれた手を叩き払った。身体中の血が怒りで沸騰しそうなのに、鼻の奥がツンと痛くなる。
どうしてそんなことを。彼が何を言っているのか理解できない。
こみ上げてくるのは怒りと戸惑い、そして悲しみ。そんなごちゃまぜの感情を堪えるために奥歯を噛みしめるイルカの瞳に、嘲るような表情をしたカカシが映る。
「何を今更拒んでんの? お互い散々楽しんだでしょ」
「・・やめろ!」
「ハハ、熱くなっちゃって。・・そういやアンタ三代目の秘蔵っ子だっけ? もしかして、火影様にもあんなふうに股開いて・・」
「―――ふ、ざけるなッ」
ヘラヘラと笑うカカシの頬を怒りに任せて力の限り殴りつけ、衝撃と痛みに眼を見開いた。
「――・・・・ッ!」
避けられるはずなのに、どうして。
「―――あ・・」
鈍い痛みを訴える自らの拳を信じられないとばかりに見つめて、殴られた状態のまま顔を伏せるカカシに駆け寄った。
「大丈夫ですかっ」
「・・出て行けよ」
「あのっ・・すみませ・・」
血の滲む唇に手を伸ばせば、放たれた凄まじい怒気にまるで雷に打たれたような痺れが全身を包み込む。
「出て行けっ! 二度とオレに近づくなっ!!」
「――――ッ!」
聞いたこともないようなカカシの怒鳴り声に、転がるようにしてイルカが部屋から飛び出していく。
「・・・・・」
その後ろ姿を、カカシは視線だけで追い続けた。
頭のてっぺんで結われた揺れる尻尾。触れた温かな掌。手を伸ばせばまだ間に合う気がするのに。
瞬きすら惜しむ様に、消えていく背中を扉が閉まる最後の瞬間まで凝視する。
殴られた頬が、火を噴く様に熱い。
この痛みと共に去りゆく姿をこの瞳に焼き付けるのだ。
もう二度と、彼が住む世界と交わることはないだろうから。
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恋の妙薬
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